さて、東京での友人の結婚式に感動をいただいて、そのまま北上して茨城入りをしました!目的はもちろん見てみたい魚「アメリカナマズ」を自分の手で釣ることです。スーパーで餌となる豚のレバーを購入しいざポイントに入ります。
■ポイントは分かりやすいところからスタート
●土浦駅前裏
霞ヶ浦は広大な面積を誇るのでとてもじゃないですが全部は回りきれません。そこで魚影が濃くてわかりやすい土浦駅裏を選びました。
■仕掛けを作る
●ジグヘッドに豚レバーを指すだけ
仕掛けを早速作っていきます。どうやらアメリカナマズは底に落ちている餌を嗅覚を使って索餌するみたいなので底に落とし込む仕掛けを作ります。
餌釣りなので枝針仕様が良いのかもしれませんが、タックルボックスから出てきたジグヘッドを付けてみました。
こんな感じでレバーを刺して投入します。
■細かいアタリが連発
●ブルーギルのアタリらしい
レバーを投入してから早々にいきなりアタリがありました。これは簡単やな!っと思っていたのですが全然乗りません。
どうやらブルーギルがつついているみたいです。
■おじさん登場
●おい兄ちゃん!こっちで投げなさい!
どんなところにもどんな釣り場にも地元のおじさんが居ます。
ちなみにそういうおっちゃんと仲良くなるのがとっても得意な私w
どんな感じですかと聞くとどうやらそんなに簡単には釣れないみたいです。で、遠征で来ている旨を説明すると、なんとか釣っていきなよということで確率の高いポイントを教えてくれました。
有難い限りです。
■程なくして本命アタリ?
●ロッドがガッツーンと持っていかれる
教えてもらったポイントでやってみると程なくしてブルーギルとは違うあたりが来ました!
食い込んでくれるまでしばらく待っているとロッドがガツンと持っていかれました!
すかさず合わせるとグングンと絞り込んでいきます。
隣に障害物があったので半ば強引にやり取りしてキャッチ!
うおーー!
初めて見ました!!アメリカナマズです!
こんなに口が小さいんですね。持参したジグヘッドでは針が少し大きすぎたかな?
情報の一説によると簡単に釣れるという話でしたが、これが結構渋かったです。結局夜通しやってみたのですが本命らしいアタリはこれっきりで、少ないチャンスの中何とか釣れてほっとした次第でした。
実は日没後に霞ヶ浦に到着したので霞ヶ浦自体の風景を見ることは夜が明けて初めてでした。
あいにくの雨模様でしたが日本で二番目の面積を誇る湖はスケールが大きかったです。
僕にアドバイスをくれたおじさんはたしか70を超えているとおっしゃっていましたが、若いころは霞ヶ浦も相当透明度が高かったみたいで漁業も盛んだったらしです。
そのころからアメリカナマズが養殖に持ち込まれたみたいで徐々に広がっていったみたいです。
現在では利根川水系にアメリカナマズは広がっているのですが、これ以上の拡大は避けたいですよね。
淡水魚の場合閉鎖水域になりますので、人の持ち込みさえなければ広がらないです。
初めての魚に魚類学を学ぶ者の端くれとして興奮は覚えましたが、外来魚が日本で釣れるという不思議な感覚だった釣行でした。