志摩沖で釣ったチカメキントキの話。

チカメキントキを志摩沖で釣りました。この件はSNSでも簡単にご報告しましたがチカメキントキについて少しご紹介します。

■キントキダイ科の魚

●目が大きい!

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チカメキントキはとにかく目が大きいのが特徴です。キントキダイ科の魚で水深が100m以深とされています。比較的深場の魚なので目を大きくして集光性を高めているのかもしれません。志摩沖では実際には50mくらいのポイントでもつれたりするのでもしかしたら鉛直移動を繰り返すタイプの魚かもしれません。

■何食べているの?

●魚食性が特に強い

チカメキントキは魚食性がとても強い魚です。これは飼育員をしていて思うのですが、キビナゴやアジのぶつ切りなどを好んで食べる傾向があります。というのも、アミ、オキアミ、ムキアサリなどを投入してもほとんど見向きもしないのに、キビナゴを投入すると一目散に食べに行く事例を何度か見たことがあります。

■常に上を意識している

●今回もフォール中に食っていた

チカメキントキは水槽内で観察していると実感上を向いています。これは上から落ちてくるモノを意識しているということだと解釈しています。チカメキントキはそこまで遊泳力が強い魚ではありません。(ブリやヒラマサと比較すると圧倒的に弱い)なので弱って落ちてくる魚を意識しているのではないかと考えます。実際に今回もメタルジグが海底付近にフォールする最中にヒットしてくれました。

 

で、なんでこんなにチカメキントキの話をするのか、ジギングのときに狙ってないけど釣れる程度の魚なのじゃないか?…

 

違うんです。

 

とってもうまい魚なのです。

 

その件についてはまた後程。