干物男子となった私ですが、(ほんとに干物つくるオジサン)アジとムツをこの前は干物にしました。しかし干物といえばイカを忘れてはいけません。このブログでは釣ったモノを食すのでアオリイカ釣りの記事と前後して申し訳ありませんが、アオリイカを使った干物づくりです。どーぞ。
■内臓は取り除く
●胴、ゲソ、エンペラに分ける
下処理をします。アオリイカは外套膜のおなか側から開いてあげて内臓を取り除きます。イカの干物といえば丸々1ハイ分がつながっているものもありますが、家庭用の干し網に入りきらないので、胴、ゲソ、エンペラに分けると良いかと思います。
■塩水に漬け込んでいく
●塩分濃度5%水溶液に約1時間
塩分濃度5%の水溶液に漬け込んでいきます。先日アジとムツでは10%でやったのですが、少し薄めに作りました。理由は二つあって一つはイカ自体が塩分の吸収が魚類に比べて早い気がすること。またもう一つは薄味で作ることで、焼いた後に調味料を好みで付けて食べることができることです。醤油マヨネーズなんて最高ですよね!
っというわけで計算式です。
塩の重さ÷水溶液の重さ×100=塩分濃度%
の公式は覚えていますか?
今回は5%食塩水を1L(1000g)作るので、
塩・・・50g 水・・・950g となります。
1時間つけ置きます。
■軽く水洗いして干していく
●干す前に水分はできるだけ取るように
干す工程に入っていきます。漬け置きが完了したら軽く水洗いをしてできるだけ水分をふき取ります。
後は干していきます。
アジが混じっているのは気にしないでくださいw
朝干し始めたとして、お昼過ぎか夕方くらいまで干せばいい感じになっていると思います。
*時期や天候によって状況は変わります。
■完成
●表面がカラッとして、中はジューシーなのが理想
干物の完成です。こんな感じで表面がカラッとしていれば完成です。
干し網からペリペリ~っとはがせれば完成だと思ってください。
激ウマです。焼いてる最中、内部の水分がピーっと音を立てて出てきます。上手くできた証だと思ったください。
先に書いたように薄味なので、醤油七味マヨネーズにつけて食べれば更に美味しいですよ^ ^