■釣った魚で骨酒
●日本酒に魚の骨を漬す
骨酒ってご存知ですか?熱燗にした日本酒に魚の骨やヒレを炙ったものを投入し、日本酒に香りや味を追加して楽しむというものです。イワナの骨酒なんかが有名ですよね!
ところでこの骨酒って、イワナ以外でも出来るんじゃない?というか他の魚で試してみたい!
ということで身近な魚を釣獲し、釣った魚で骨酒にしてみることにしました!
■骨酒の作り方
●干物を作る→冷蔵庫で約一週間乾燥
作り方の説明をします。大きく分けると2行程になります。
①干物作り→②冷蔵庫で乾燥
まずは釣った魚の下処理をします。鱗と内臓をしっかりと取り除きます。
次に魚を腹開きにして、塩分濃度10%溶液に1時間浸します。
あとは干物ネットに入れて干していきます。
ここまでは普通の干物作りと同じです。干物の作り方について詳しくはこちらをご覧ください→
干物ができたら、更に水分を飛ばすために冷蔵庫にラップをせずに入れておきます。約一週間もすればカラカラに乾燥すると思います。
これで魚の加工は完了です。
ちなみに骨酒は骨だけではなくて、魚の筋肉(身)を入れても味が出て良いとのことだったので、今回は丸々1匹を入れて魚全身から旨みや風味を取ることにします。
■エントリー魚種
●全て釣った魚です!
それでは骨酒にする魚をご紹介します。マイルールといたしましてすべて自分の手で釣獲した魚とします!
エントリーNo.1「マアジ」
お刺身に干物、フライとどんな料理にも万能で美味しいアジは果たして骨酒は美味いのか?
エントリーNo.2「ムツ」
お刺身にすると顔の割にあっさりとした淡白な味を持つムツ。果たして日本酒との相性はいかに。
エントリーNo.3「アナハゼ」
今大会注目のダークフォース。筆者自身食べたこともない魚種ではあるが、骨酒として成り立つのか。。
エントリーNo.4「マサバ」
マアジと並んで大衆魚の代表格であるマサバ。おそらく強い香りを放つのは間違いないだろう。
エントリーNo.5「クロメバル」
煮付けの代表格メバル。その中でも回遊性が高いクロメバルの筋肉は引き締まった上質な身。干物の段階で食べたかったが、骨酒用としてエントリー。
エントリーNo.6「カサゴ」
今大会で最も骨がイカツイ魚である。骨酒と呼ばれるだけあって、骨から旨みが出るのだろうか?
■骨酒に使う日本酒
●白鶴:まる
骨酒に使う日本酒ですが、いろいろと吟味した結果、「まる」にしました!
理由は口当たりや甘さなどが非常にクセがなく、骨酒にした場合の変化をよく感じられると考えたからです!
■釣り魚骨酒選手権の期間
●一週間
骨酒選手権の期間は1週間とします。一日一魚種の魚を骨酒として味わいたいと思います。
同時に飲まないとシビアな味の変化わからないじゃん!?と思う方へ!
僕はお酒は好きですが、量が飲めないのでご了承くださいw
それではこうご期待!