ビンチョウマグロを解体!捌き方をご紹介|素人が出刃包丁一本でやってみた記録

ビンチョウマグロを解体してみました。捌くのを何処かにお願いしようかと悩みましたがマグロを解体することなんてこれから滅多にないのでど素人ではありますがトライしてみました。ちなみに包丁は出刃一本です。。

■解体するという

●断固たる決意。。

包丁は、普通マグロを解体するのには専用のものを使うのでしょうが、もちろん僕は持ってません。。

 

というわけでいつも使ってる出刃包丁で挑みます。

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って、デカすぎる。。。断固たる決意が必要そうです。。

■ビンナガには鱗がある!取っていいの?

●胸ビレの収納スペースもある!

解体に取り掛かる前に体の構造で驚いたことです。

 

ビンチョウマグロって鱗が有るんですね!分厚い皮の上に鱗がびっしりありました。

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鱗を取ってから捌くのが一般的ですが果たしてこれは正解なのか。。

 

よくわからないので片面は鱗を取ってから。もう片面は鱗が付いたままで捌くことにしました。

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また名前の由来になっている長い胸ビレですが、

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胸ビレ分の厚みが窪んでいてピッタリと収納できるようになっていました。

高速で泳ぐ魚類の特徴の1つです。

■5枚下ろしにしよう

●背身2つと腹身2つ、脊椎

解体に取り掛かります。どうしようかと迷ったのですが、手持ちの出刃の刃渡りがマグロの身の厚さに明らかに足りてません。

 

そこで5枚下ろしにすることしにました。5枚下ろしと聞くとカレイやヒラメを想像しますがそれの応用です。

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カマと背身、腹身といってみます。

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まずはカマを落としました。デカすぎ。。

 

続いて背身と腹身を分けます。

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これでも全然刃渡りが足りませんでした笑

これしかないので強引にいきます!

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なんとか腹身部分落としました!

 

画像では伝わりにくいですが一房だけで強烈な重さです笑笑両手で持っても手が震えるくらいでした。

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ここからは大格闘で、写真に収める余裕がなくなります。。。

 

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最後のひとブロック分を落としたところです。

中落ちがだいぶ残っているのが分かりますよね笑

 

ちなみにもちろん中落ち部分もスプーンでねぎ取りました!

■鱗は取った方が良かったのか?

●刃を入れる部分だけは取った方が良い

鱗を取ってから捌くのが良いのかどうなのか結論ですが、刃を入れる部分だけは取った方が良いのでは?というのが今回の感想です。

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というのも、鱗を取ったところで結局厚い身が待ち受けており、それを取らないといけません。

 

だったら鱗が付いたままで、皮と鱗をセットにして包丁で削ぎ取るように取った方が取り易いということを感じました。

 

ただ、切り身にする際にはを入れるときに鱗が有ると中々身まで包丁が入っていきません。

 

よって刃を入れるライン。

 

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いわゆるこの線の部分だけを鱗取りなどであらかじめ取っておいてから刃を入れると良いかと思います。

 

以上、マグロの解体レポでした。

 

当たり前ですが今まで捌いた魚の中で1番しんどかったです笑

 

*私は数々の魚種を捌いてきましたが、マグロは初めてですwなので今回の記事は素人の奮闘記としてあくまで参考程度としてくださいませ~