ビワコオオナマズへの挑戦2020 その2 3夜分

ビワコオオナマズへの挑戦。今年はこの時期に休みが取れたので3夜全てをオオナマズへのコンタクトにあてました。

■とにかく歩いた3夜

●絞れてきたポイント〜シャローヴィードエリア

ビワコオオナマズへの挑戦とはいうものの、どこにいるのか、広大な琵琶湖を目の当たりにすると途方に暮れます。そこで、今年は南湖に絞り、梅雨からの産卵期で浅瀬にやってくる個体を狙うことにしました。

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産卵期の個体でも口を使うタイミングはあるでしょうし、何しろポイントを絞るキーポイントに「ヴィードエリア」という自分の中で狙いやすいストラクチャーに照準を当てました。

 

ただ、世界に誇るレイク琵琶湖。とてつもない量のヴィードが生えています。よって、昼間の確認はさることながら、夜間どんな感じなのか竿を持たずにひたすら歩き続けることをしました。

■南郷洗堰放水量の関係性

●50t コイの産卵 250t オオナマズのバイトあり

琵琶湖には海の潮と似た流れがあります。私自身知らなかったのですが、琵琶湖から流れ出る河川には瀬田川があって、洗堰があります。

 

情報が極めて少ないことと、聞いた話なので全てではないと思いますが、その堰の放水量によってナマズが動くタイミングがあるというのです。

 

実際にこの釣行で2バイトが得られ、その時の放水量は250t。バイトがなかった日は50tそのかわりコイの産卵が至るところで繰り広げられていました。

 

これはやり込んでいかないとわからないことですが、この放水量は随時チェックする項目だと思います。

■得られたバイトは2つ

●どちらも乗らず、膝から崩れ落ちる

先にも書きましたが、今回の釣行で2バイトが得られました。結果から言うとどちらも乗らず、膝から崩れ落ちました。一つは魚を確認していただけに全身から力が抜けた気がしました。。

 

どうしてならなかったのかは以下の項目に書きます。

■ハネモノとリトリーブの関係性

●速すぎてもダメ、かつアピールしないといけない

ルアーについて少し述べます。今回使用したルアーはこんな感じです。

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トップウォータープラグであり、種類はノイジー、ジッターバグです。今のバスルアー界隈ではノイジーのことを「ハネモノ」と読んだりするみたいです。(私自身バザーを卒業して10年近くになります)

 

Smithのキャタピーやキャタピーソフト、ジトラーは歴としたナマズトップルアーですが、今回は1番左のジャッカルのポンパドールを使用しました。理由としては、デカくてアピール力が強いからです。

 

今回2回のバイトを得られることが出来たのですが、内1回はライトで照らして魚を確認していました。ナマズを見つけてからはルアーをとっかえひっかえして試してみましたが、バシャバシャと水押しが強い大型ルアーへの反応が良いみたいでリトリーブコースをルアー回収してから照らすと確かについてきていました。

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また、乗らなかった理由はトレーススピードじゃないかと考えています。おそらくオオナマズもナマズと同じく捕食が下手なので、ゆっくり見せてバイトゾーンに出来るだけ長く滞在させる必要性が感じました。

 

以上を踏まえると、着水後はバシャっと音を立ててアピール、後にゆっくりとトレース。これが良いのでは?と言うのが今回の釣行での自分なりのまとめです。

 

現在梅雨前線による水害が各地で出るほど雨が降ったおります。琵琶湖の水位も上昇して放水量も全開。これはまた一からやり直し。。。ですがチャンスがあればまたトライするべきだと自分に言い聞かせております。