長い梅雨の水量が落ち着いてやっと河川に入れるようになり、清流シーバスゲームが成り立つようになってきました。今回は前回入ったよりもさらに上流域を調査も兼ねて探ってみました。
■瀬には稚鮎が跳ねている
●水量は少し少ない
新規ポイントの開拓と、最盛期でもある高水温のこの時期にシーバスが河口からどれほど遡上しているのか興味があったので下流方面から瀬を巡る感じで探っていきます。
先月の大雨の影響か、地形が変わっているところもちらほらあるし、上に行くにつれて水量が少ない感じがします。ただ、どこの瀬も稚鮎が一生懸命に遡上しておりピチャピャと跳ねています。これだけのベイト量ならどこにシーバスが付いていてもおかしくありません。
■スプリットした流れの合流地点〜トロ瀬
●ウグイ登場〜ニゴイ登場
河川あるあるですが、上流に行くにつれて流れが分岐することがあります。今回見つけた合流地点にはベイトの稚鮎ももちろん、シーバスが身を潜めやすい淀みもあります。これはもらっただろうとお馴染みのDコンタクトを投げ入れると一発でヒット!
小型かと思ってあげてくるとウグイの登場です。ターゲットではないですが、良いシチュエーションで出る魚はなんでも嬉しいものです。
そしてその瀬を少し下がったトロ瀬ポイント。よく見ると大型の魚影が流れを外してホバリングしています。試しにトレースしてみるとチェイスしてくるではありませんか!
水深が50cm未満なので丸見えです。トゥイッチの間を入れるとガツンとヒット!この時点で魚種は確認。流れに入るとまずいので一気に勝負に出てランディング。
久しぶりに釣りました。外道という見方もありますが、個人的にはルアーに反応してくれる良いゲームフィッシュだと思います。
■3度のチェイス後に
●パニッシュでヒット!
さらに別の瀬を探っていると、瀬の流れが分岐して小さな流れになっているところを見つけました。普段なら本流が気になるところですが、分流の方がえぐれてちょっとした淵になっていました。もしかして?と思い狙ってみることに。流れがキツいのでルアーをパニッシュに変更します。淵側の流れに着水させて1トゥイッチを入れた瞬間!ルアー後方にギラリと光る魚体が見えました。
居た!と思った2トウイッチ目にバイト!ミスバイトで乗らずにすかさず入れた3トゥイッチ目、ゴンとティップが持っていかれて魚がダッシュします。
流れに乗ってドラグが噴射します。身体をくねらせる感じとエラ洗いがないことからもしかしたら大型トラウト?とも思いましたが、いなしながら寄せてくるとシーバスがパニッシュを咥えています。
最後は無事にランディング。
60ちょっとといったところですが、最高のコンディションの個体でした。
今回はサージャーが良い仕事をしてくれました!
〜tackle data〜
rod Smith:ベイライナーmk 70
reel Shimano:19ストラディック2500shc
line pe08 leader3.5号
lure Smith D-contact サージャー