アジングも上向き状況な三重県南部地域ですが、例年4月にはアジの回遊も終盤を迎えるのでここ1ヶ月がラストチャンスと見込んでアジング目当てで磯へエントリーしました。
■ベイトが多い カタクチイワシ
●まさかのブリヒット
アジングロッドをもって現場に到着すると、目視できるレベルで大量のカタクチイワシが接岸しています。これはもしかしてアジングではなくて青物を狙った方がいいのかな?と持ってきたタックルに少し後悔していると、日没が近づくにつれてパチャパチャとボイルが始まります。容易く想像ができていましたが、このカタクチを突き上げるように捕食が始まりました。魚の大きさからして型の良いアジか、ムツです。そこを目掛けてスクリューテールを投げ込むのですがなかなか口を使ってからません。そうこうしていると今度は大きなボイルが発生。完全に大型青物です。同時にロッドがひったくられてまさかのブラクラスのヒットです。なんとかしようと10分ほどやり取りしましたが流石にブレイクとなりました。せっかくの地合いをタイムロスしてしまいました。
■アジもカタクチを捕食
●大きめのワームを表層引きで連発
アジはまだ釣れるだろうと直ぐにノットを組み直して再スタートします。相変わらず表層でパチャパチャとボイルしているのでほとんど沈まなくても釣れるだろうと表層引きしてきます。しかしなかなか当たらないので原因を考えてみます。いつもは定番のクリアー系のカラーから入るのですが、ベイトがカタクチイワシであるのであえてグロー系のワームにチェンジしてシルエットをハッキリとボリュームを持たせるイメージで表層をトレースしてくると口を使ってくれました。そこからは連発で結局ボイルが足元までやってくるので近距離キャストで狙い撃ちとなりました。
また良いサイズのムツも混じってヒットしてきました。
■ヒラスズキヒット
●ベイライナーAJでファイト
アジのボイルが収まってきた頃、カタクチイワシの群れに突き上げる大きな捕食音が響き渡り始めました。ヒラスズキです。至る所で捕食音が鳴るので結構な数が入っていそうです。そこでヒラスズキを狙ってみることにします。イワシの群れの真上にスクリューテールを落としてみますが全く無視です。おそらくベイトが多すぎるベイトボケを起こしています。そこで弱ったイワシが群れから外れたレンジに居ることを演出される為にあえてボトム付近まで落としてゆっくりと誘ってみると、コン。という小さなアタリが得られました。ほぼアジと変わりません。しかし強烈なランとエラ洗いが始まったのでヒラスズキ確定です。突っ込まれるわ飛ばれるわでスリリングなやり取りを楽しみます。最後はロッドのバットを使ってリフトして無事にネットインでした。
フィールドが太平洋なだけにアジングでもヒラスズキは食ってくることを想定していつも釣りをしています。また新しいアジングロッドで取ることができました。ベイライナーAJ、使い方によっては不意のビッグゲームでも戦えそうです。
■サーフ絡みの磯でアジング
●短い地合いを狙い撃ち
また別日。今度はサーフと磯が隣接するようなシャローエリアを狙ってみました。回遊してくるであろう大型を狙ってみます。今回もロッドはベイライナーAJで、取り回しの良さを活かして短い地合いをモノにする作戦です。今回は目立ったベイトが見られなかったのでブランクトンベイトを意識して、クリアー系のカラーセレクトでいきます。役10分の試合になんとか尺オーバーを取ることができました。
アジング専用ロッドだけあって良い仕事をしてくれました。
〜tackle data〜
rod Smith:ベイライナーAJ
reel Daiwa:20ルビアス2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
ジグヘッド Jazz:尺ヘッド typeR
ワーム Smith:スクリューテールグラブ