ライトゲームといえば対象がアジやメバルといった小型の魚をイメージしますが、使っているワームやプラグに大型の魚が掛かることも多々あります。特に春先は色々な魚の稚魚が湧くシーズンで、それを捕食する魚は様々です。
■稚魚ベイトパターンのアジング
●ジグ単+スクリューテールは鉄板
まずは対象がアジの場合、ボラの稚魚に着きやすい傾向があります。先日も夕暮れ時に水面付近が騒ぎ出しました。この日はアジ狙い(アジが食べたかった笑)ということもあり、確実に取るためにジグヘッド+スクリューテールの鉄板リグで攻めていくと、小さな当たりと同時にピーキーなランを見せながら上がってきたのは尺アジでした。続いて入れ直すと同じようにアジ。アジング成立か。と思っていると全く当たらなくなり、回遊は終わったのかと水面を凝視していると、アジより大きな波紋が立ち始めました。
■稚魚ベイトパターンのヒラスズキ
●ジグ単のフォールバイト:アタリはアジと同じ
最初は一つ二つくらいの波紋がついにはあちらこちらでバシャバシャと音を立て始めます。この時点でアジの回遊よりもヒラスズキの群れに押された感じになり対象をヒラスズキにチェンジです。ベイトは同じだから同じリグで食うだろうと同じくスクリューテールで攻めていきます。アジと狙い方の違いは瀬についているであろうヒラスズキの目の前にジグヘッドを落としていくイメージで若干フォールを長めに入れます。すると、コンっという小さなアタリにすかさずフッキングを入れると強烈なランが始まります。こちらはPE03なので走るときは走らせます。また走った先でお決まりなのがエラ洗いです。口の中の異物を吹き飛ばそうと頭を上げたのですが、魚のサイズに驚きました。あまりの大きさに足が震えます。3回目のランをした後で流石に弱った感じがしてきたので波のタイミングを合わせながら寄せてきます。玉網が入るポイントまで誘導して無事ネットインです。
スクリューテールの2.5インチ丸呑みでした。
実はこの後に50クラスも掛けたのですが、70を釣った後だったので余裕を持ってキャッチとなりました。
■またもや70級ヒット
●アジも尺アジが揃う
マイクロベイトに付いたアジング兼ヒラスズキゲームはこの時期しか成り立たないので行ける日は足繁く通います。この時期になるとアジの回遊が少なくなってくるのでそこまで数が揃うことがありません。ただ居なくはないのでスクリューテールにジグヘッドのいつものリグで誘っているとコツンと気持ち良いアタリが得られます。すかさず合わせて寄せてくると尺アジです。この群れは直ぐに居なくなるんだよな、と再度やっているとそこからはなんと連続ヒットになりました。珍しくまだ大規模な群れが残っていたようです。アジの回遊が無くなったタイミングでコレまたコツンとヒットしたのはドラグの出方からしてヒラスズキです。コレまた想定内だったのですがエラ洗いをして魚体を見るとなんとまたしても70近い。寄せては出されてを繰り返して最後はタモが入れれるポイントまでなんとか誘導してランディング。
またしても70オーバーを撮ることができました。
私のホームとするエリアは特に大型魚がライトゲームにも登場するので、細かい操作ができる上で、ある程度無理が効くロッドを重宝しています。
〜tackle data〜
rod Smith:ベイライナーAJ
reel Daiwa:20ルビアス2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
ジグヘッド Jazz:尺ヘッド typeR
ワーム Smith:スクリューテールグラブ