2月頭とまだまだ冬、厳寒期ではありますがそろそろ春の訪れを海から感じることができるシーズンになってきました。各種の稚魚ベイトが海岸沿いに接岸し始めたのです。
■ポイント選び
●目視で稚魚ベイトを探す
ポイント選びはアジングやメバリングをする上で最も重要な要素ですが、実はこの春先は簡単な方だと思っています。というのも稚魚がベイトになりやすいので目視で確認できるからです。
というわけで、こんな感じで早速見つけたのでエントリーすることにしました。ちなみに今回はメバリング、メバル狙いの釣行です。
■夕刻からボイル発生
●なかなか食わず、ジグ単で一つ
日が暮れ始めて最高の時間帯。メバルが顔を見せ始めるタイミングでボイル発生です。ひとつふたつだったボイルが次第に数を増してきてやはり魚が着いたとニンマリです。
しかも飛沫からして結構な大型の個体が付いていそうです。ひとまずジグ単のスクリューテールからスタートするのですが、ボイルの数に対してバイト数、フッキング率共に少なく無い展開。このマイクロベイトについたパターンは難しいのです。レンジを変えたり色々する中で表層をただ巻きしてくるとなんとかヒット。デカイ!と思いやり取りをしていると、魚が違う!?
なんとヒラスズキでした。
■パターンは何なのか?
●ついに見つけたメバペンパターン
ヒラスズキをひとつ釣ったところでこれはワームではなくてプラグで何かパターンがあるだろう、と色々と試してみることにしました。
まずは小型ミノーであるジェイドをただ巻きしてみます。2バイトほどあるもののフックアップには至らず。
次はシラスミノーlsp、ビブラートフォールで表層から中層まで落としていくもこれには無反応。さらに同じシラスミノーlspにて今度は表層ただ巻き。これも食わず。
正直なところここまでで答えが出ると思っていたので少し考えます。そこで、稚魚付きをメバペンで攻略したことを思い出してメバペンメバルを試してみることに。
キャスト後に軽くリトリーブ。そこから30秒くらいステイ、、、バシャ!ロッドが持って行かれてドラグ噴射!これまたヒラスズキのようでゆっくりとやり取りをして無事キャッチ!
丸呑みしています。どうやらこのメバペンパターンがあっているのでしょう。もう一度試すと同じようにステイで20秒ほど間を開けてからバイト!
今日のパターンはトップ漂わしのようです!
■風が吹いた
●ガンシップのトップパターンで
メバペンパターンを見つけて、さあバイトを堪能しよう!と思った束の間、今まで大人しかったのが嘘のように北西風が吹き付けてきました。
こうなるとメバペンはラインもろとも風に煽られて綺麗に潮と同調してくれなくなるので厳しいです。
ということで同じように漂わせることができるガンシップにチェンジします。リップが付いている分ルアーの存在感がわかりやすく、風で流されにくいです。リトリーブで少し潜らせてからステイで完全に浮ききってからステイで流す。するとバコン!やっぱり出てくれました!
こちらも丸呑みバイト。やっぱりパターンがはまっているようです。さらにガンシップにて誘うとヒット!こちらは型が良くて走る走る!
pe03ですが慌てなければ取れますね!
合わせはやっぱり向こう合わせの方が無難で、ラインが走ってティップに重み乗ってからスイープに合わせることが必須となりました。
というわけで今回は色んなパターンを探しながら最終的にメバペンやガンシップでのトップパターンに辿り着くことが出来ました。
最終的には60〜頭に6本と久しぶりにヒラスズキの数釣りが出来ました。このマイクロベイト、稚魚ベイトパターンは始まったばかりなので5月ごろまで色々な場所を探っていきたいと思ってます。
〜tackle data〜
rod Smith:dark shadow 77
reel Daiwa:13セルテート2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
lure Smith:メバペンメバル ガンシップ35F