ウネリが落ち着いたタイミングではありましたが、ベイトの確認ができたので凪のヒラスズキゲームに行ってきました。
■北西風が強
●若干のピッチの波
ヒラスズキを釣る場合、ウネリによるサラシが出来ると釣れるというのは定石ですが、凪でもヒラスズキは捕食しているのでもちろん釣れます。私もよく記事を書いておりますが、アジングやメバリングの際にヒットするライトゲームヒラスズキもこの凪の釣りの一つです。
ただこの日は北西風が強くて、太平洋側とはいえピッチの波が出来ています。サラシは出来ませんがラフなシチュエーションです。
■プロトミノーをフックチューン
●ロール量を抑えた効果はいかに?
ベイトが入っているし、ヒラスズキはなんとなく出るかな?という条件ですが使用するルアーを少し工夫してみました。現在開発中のプロトのミノーなのですが、リトリーブでロールを効かせてくれるミノーとなっております。
開発中ということで画像を載せられないのが申し訳無いのですが、サイズ的にはおそらく120サイズとSWミノーとしては王道なサイズになりそうです。というわけで色々動かしているとフックは大体4番くらい、2番を背負わせても細軸かな?と言ったところです。
そこであえて2番の太軸を乗せてみました。理由としては掛けた時にパワーファイトが出来るのでそれでも良く動くなら大きいサイズを乗せたいというのが狙いです。ということで動かしてみますがやはり動きが破綻します。ただ、思いもよらない副産物が生まれました。「水面直下でポーズしやすい」ということです。フックのバランスが取れたのかデッドスローでリトリーブすると絶妙なバランスで水面直下をキープできます。しかも全く動かないわけではなくて、ロール量が控えめになったと言った具合です。
■バイトの嵐
●大型が混じる
どういうわけでヒラスズキゲーム開始です。キャストのタイミングは若干起こる波に合わせて投げ入れます。ローライト下でベイトが多いのでピンを狙うというよりは瀬の周りを丁寧に探っていきます。プロトミノーを入れてロールしていることがティップに若干伝わるかな?という具合のラインテンションコントロールを駆使して誘うといきなりヒットです。
幸先よく釣れました。
次に隣を瀬を打つとこれまたバイト!しかも大型です。上手く寄せれたのですが足元で痛恨のバラし。悔しいですがこの後予想もしないバイトの嵐に突入です。
食ったバレたを繰り返しながらコンディションの良い個体を複数追加。
小型はリリースして計4キャッチとなりました。
■プロトミノーが良かったのか?
●サラナ125fと比較
今回は条件が良く、プロトミノーフックチューンのテストにはもってこいでしたが果たしてこのミノーが良かったのか?
というわけでちゃんとサラナ125fでも比較してきました。結果から言うと3バイトの3バラしでした。サラナは実績充分なミノーなのでもちろんバイトはあると確信していましたがバラしが目立ちました。理由としてはおそらくレンジ。ポーズ〜デッドスローで誘うことが多かったのでプロトミノーの方が少しレンジが入ってくれたのが良かったのではないかな?と考えます。
良い釣行となりました。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワー xd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:プロトミノー(フックチューン)、サラナ125f