色々と遠征に行っていて今季は開始が遅れたボトムチニングですが、シーズンインとなりました。
▪︎デイチニングでクロダイ
去年から探っているデイでのチニングですが、クロダイの数が圧倒的に多い伊勢志摩はデイでのチニングが難しいです。キビレの方がデイでは反応が良いのは全国共通ではありますが、こちらのクロダイは日中に反応しにくいことが難しさに繋がっております。
そこで去年少しずつ気づいた法則を試してみることにしました。それは、
「筋」
です。河川には干満でできる流れがありますが、地形や橋脚などの障害物が成す筋ができます。その筋の中や影響があるところには反応を示す個体が多いと気がついたからです。
この日は上げの五分からエントリーしました。ここは上げの潮が効いて、河川の川幅の変化で筋ができます。筋の中を通すように何度も丁寧に探っていくと、コンコンと弾くバイトから押さえ込むような本あたりが来たので合わせを入れます。するとまずまずの重量感と同時にラインが上流にズパーッと音を立てて走りました。ドラグサウンドを聴きながら上がってきたのは狙い通りのクロダイでした。
コーバイチュー2.8グリパンチャート。難しいクロダイのデイチニングですが、条件がハマるとスコーンと食ってくれるのが最高です。
▪︎デイのキビレ探し
ところ変わってキビレ探しに出かけました。こちらも昨年わかってきたのですが、キビレを探すとなると少しエリアを変えることが必要になります。同じチニングでも魚種でエリアを変える。めちゃくちゃ面白いし、こんなこと考えるのが好きなんですよね!
というわけで、ポイントへエントリーしました。まずはこの辺かなと軽くキャストをしてラインスラッグを取ると、ガツガツっとアタリです。いきなりかよー!と嬉しい悲鳴をあげながら合わせを入れます。よく叩く引きを味わいながら上げてくると狙い通りのキビレのお出ましです。
コーバイチューの2.8でした。少し小型ではありますが、このサイズのキビレがワラワラと追尾してきました。相当な数が入っている模様です。ならばと今季から新発売となったコーバイチューの2.4を入れてみます。
▪︎コーバイチュー2.4がどハマり
ランアンドガンで探りながら見つけた障害物の影。日中はこんな中に隠れているだろうと入れてみると、ガツガツっとアタリがでます。ラインがスッと横へ走るのでフッキングを入れます。こちらもバレることなく無事キャッチとなりました。
少しサイズアップです。
リリースをしながらさらにランアンドガンで探っていくと、小さな流れ込みを発見しました。目視で小型のキビレがワラワラと居ます。水深は50cmくらいです。これはもらったとリグを入れるとアクションをかける前にはもう食っていました。
見えていた個体よりも大型が食ってきてくれました。
この流れ込みは相当な数が入っているのか、バイトが続きます。しかし掛けてもサイズダウンという感じでした。
よって見切りをつけてポイントを大きく変えました。
▪︎オープンのシャローでサイズアップ
ポイントを移動して着いたのはオープンなワンドです。この時点でかなり潮が引いてきていますが、果たして魚は残っているでしょうか。
水深は明らかに1mは無く、底が見えている状態です。とりあえず遠投して着底させるといきなりのバイトです。しかし乗らず。
小型が多く入っているのか弾かれるバイトが続きます。次のバイトでは本アタリまでしっかりティップが入るのを待って合わせると思ったよりも重量感を覚えます。上がってきたのは今日一サイズのキビレでした。
これにて満足をしたので納竿としました。チニング最盛期とあって、シャローの釣りが今後は楽しくなりそうです。
〜tackle data〜
rod:Smith プロトロッド
reel:Daiwaジリオンsvtw xg
line:ygk アップグレード×4 #0.8
worm:Smith コーバイチュー 2.8 2.4
hook:Smith コーバイフック #1,#2