ドンジギ釣行に志摩沖へ行ってきました。先週のロケ含む釣行があまりにも当たりがなくて辛かったのでリベンジ釣行となります。
■前日は炸裂
●全くのノーバイト
状況としては先週の全く当たらないところからポロポロと釣果が上がり出して、私の釣行の前日には炸裂していました。と言うことでXデー翌日の釣行となります。
嫌な予感がしていましたが案の定アタリ無く、船中ノーバイトが続きます。
開始から5時間が経過した頃、ようやく1人の方がフォールバイトにて一本をかけました。連鎖を狙って同じ棚に入れますが1人の方だけの単発バイトに終わりました。
■400→150→210
●バイト出始め、ウエイト決まるとドンピシャ
最初は吹いていた北西風も次第に弱まって気がつけばベタ凪状態になったタイミングで、こんな時にと持ってきておいた喰わせ重視のムラマサ150gにチェンジしました。ちなみに風の中ではムラマサtsの400gで通してました。
いつくるかわからない地合いを信じて150gを根気よく120m〜0mまで探っていきます。すると他船からのヒットコールでちょっと移動したポイントで同船者の方がポロポロとヒット、バラすなどが出てきました。自分にはなかなかバイトが無くておかしいな?と思っていたので、少し考えます。
もしかしたらジグが軽すぎるのか?喰わせを重視した場合、SLJが良い例なように軽いジグは良く口にしてくれます。しかしトンボの場合、特に活性が高そうな場合はスパッと落として速くしゃくった方が良いのか?
と言うことでジグウエイトは210gに変更します。ちょうど同船者が100m付近でヒットとのことだったので110mまでライン放出、素早くしゃくり上げのワンピッチ5回程でズドン!
まずまずな重量感とランが始まります。おそらくサイズは10キロ未満と踏んで、ランが止まればガンガンと寄せてきます。しかし、ヒット者同士でお祭りしてしまいます。船長と呼吸を合わせて上手く交わし、一気に寄せてリーダーイン。
無事キャッチとなりました。
■同船者が上げる
●直後に直ぐヒット
その後も切れたらバラしたりと同船者にもアタリが出てプチ地合いとなります。ここでジグを投入する人が一気に減ったのですかさず投入します。
実はジグを入れておかないと船から群れが離れてしまうのです。常にジグを入れておくと群れが続く効果があるのです。ケンケン漁と少し似ていますね。
と言うわけで100mまで落として70m程までワンピッチで上げてくるとグッと重くなる感じでヒットします。この個体はあまり引かなかったので一気にキャッチまで持って行けました。
というわけでなんとか2本キャッチとなりました。
前半はどうなることかと思いましたがなんとか魚の顔が見れて良かったです!
〜tackle data〜
rod:Smith AMJX-c61m
reel:Shimano オシアジガー2000hg
line:ygk jigman×4 3.0号
lure:Smith ムラマサ3s 250g(グローヘッド)
hook:vanhook jigen 7/0
根付け糸:ザイロン30号
スプリットリング:cultiva hyperwire #8
■ドンジギでお祭りした場合
●船長と協力して交わそう
ドンジギは連鎖する場合が多くてどうしてもお祭りをしてしまうことがありますが、落ち着いて交わせばキャッチ率が上がります。
基本的にはクロスしているだけの場合が多いのでロッドとロッドを回せば解けることが多いです。一番やっては行けないのが絡んだ者同士が離れることです。クロスしたラインが鋭角になってしまってブレイクします。近寄ってクロスしたところを見てロッドを交わすことが正解です。
サポートで、船長もやってくれますが任せっきりにせず、協力すればもっともっと良い釣果に繋がると思います。皆さんで協力してぜひビンチョウマグロをキャッチしたいですね!