ハチビキという魚をご存知でしょうか。あまり知られていない魚かと思いますが、三重県は志摩沖ではけっこう釣れます。ただまずい?などのイメージがあって私自身遠慮してました。刺身、塩焼き、煮付けなどなど試してきましたが、ついにハチビキの食べ方を見つけました。手こね寿司です。
◎ハチビキは血引き?身が赤い
ハチビキは100m前後に生息するちょっと深場の近海魚です。なぜ皆さんが遠慮するかというと、身が赤いからです。
というわけでハチビキを捌いてみました。
この赤色は確かに遠慮してしまいます笑
しかしよく見てください。皮下脂肪が大量に乗っているのがわかるかと思います。このことからも上質な身だということがわかるかと思います。
ハチビキの名前の由来ですが、血引きから来ている説があります。ご存知の通りしっかりを血抜きをしてもそもそも赤い身の魚です。
◎ハチビキの手こね寿司レシピ
刺身や煮付け、塩焼きなどなど今まで色々とやってきましたが、今回ハチビキの食べ方最強決定戦に終止符が打たれました。手こね寿司です。というわけでレシピをご紹介します。
〈ハチビキ手こね寿司材料〉
・大葉
・紅生姜
・鮨酢
・ごま
・海苔
漬けダレ
・醤油150ml
・砂糖小さじ4
まずはサクを取って刺身にしていきます。あまり気にしなくて良いとは思いますが、この時厚みは6mmくらいが良いかと思います。
次に漬けダレを小鍋に入れて軽く煮沸します。冷えたところに切っておいた刺身を投入します。この時お好みでゴマを投入しておいても良いです。
脂が浮いているのがわかるかと思います。この後2時間ほど漬け込みます。
お好みの量の酢飯を作って、暖かいうちに漬けダレを適量混ぜ合わせます。
後は大葉と紅生姜、漬け混んだ身を混ぜ合わせれば完成です。
海苔を散りばめても最高ですね。
この手こね寿司は志摩半島の郷土料理です。個人的には紅生姜が良い仕事をしていると思っております。
簡単ですので是非お試しください。