低気圧によるウネリが入ったのでロックショアへヒラスズキを狙いに行ってきました。今回はグラブがヒラスズキに効くという話です。
■最高のウネリ
●サラシを打つも出ない?
日本海とは違って太平洋側は冬型の気圧配置になると陸から海への風になってウネリが出来にくくなります。しかし、東からの低気圧接近により先日は良いウネリが入ってきたので、釣りものの選択肢はヒラスズキ一択として現場へエントリーしました。状況としては最高のサラシが岩肌に当たって出来ています。時間帯も朝マズメ。出ないはずがないと踏んでキャストスタートです。
大きく分けてポイントは3カ所。サラナ125を波とサラシのタイミングに合わせてキャストを繰り返していきます。しかし、ポイント全て打ったのですがまさかのノーバイト。ヒラスズキはいないのでしょうか?
■ミノーでダメならグラブ
●三連発で80近い個体も
一度ポイントを休めてから、再エントリーすることにしました。この条件で入っていないはずがない。そこでルアーセレクトを見直してみました。
実は以前艶魚(奥)というソフトベイトで、ベイトが小さい時に攻略したことがありました。その派生でアピール力の強いグラブ(手前)をスイミングさせたら反応得られるのでは?と考えたのです。ピッチングキャストでピンへキャストしてスローリトリーブすると、ゴンゴン!という叩くバイト!
答えは直ぐに出ました。その後は同じパターンでなんと三連発!テールの波動、そしてミノーでは出せないレンジコントロールが効いたような気がします。
80近い個体も飛び出して良い釣行になりました。何より引き出しが増えたことが嬉しかったです。
■ヒラナブラ打ち
●小型ミノーで攻略
そして別の日、海況としてはウネリは若干残っているもののサラシが出るほどではなく青物狙いでスタートさせます。なかなか当たりがないなと思っていると、なんと足元でナブラが起きました。しかも青物ではなくてヒラスズキナブラです。すかさずミノーを通してみますが無反応です。よく見ると飛ばしているベイトが稚魚ベイトのようで、ルアーケースを除いて目に止まったのが、チェリーブラッドの92 サクラマス用のミノーです。こういった時のサイズダウンはやはり強いですね。一発ヒットでした。
■砂利浜のサラシには、、
●磯チヌ登場
そしてまたまた別日、再度ウネリが入ったので今度は磯と砂利浜が隣接するポイントへエントリー。潮位からこのポイントを選びました。連日のようにヒラスズキからのバイトはなくそんなに甘くはないかと思っていた矢先、ピックアップ寸前でバイトあり。魚の影が見えて、暗くて体高のある魚でした。なんだろう?再度同じコースをトレースすると今度はヒット!トルクのある引きで上がってきたのはなんとチヌ!
ルアーはハルカ145f。この後もバイト数回ありましたがおそらくチヌ。ごく稀に成立するサラシチヌゲーム。これはこれで面白かったので良しとします。
rod Smith:boron long carey
reel Shimano:ストラディックSW4000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:狂輪波、チェリーブラッドサラナ145f