年末を境に一旦下火になった三重県南部のアジング事情ですが、ここ数週間でアジの回遊がチラホラと戻りつつあります。それに伴ってアジングのニューリグを考案してみました。
■メタルジグのバイトマーカーチューン
●ティンセルよりもラバースカート
メタルジグの中でもアジングに良く効くウォブリンsですが、アシストフックを装着したオーソドックスなシステムだとアタリを弾くしバレやすい傾向がありました。その打開策としてウォブリンに超ショートリーダーを組んだジグヘッドシステムで釣れることがわかりました。
この頃から少しわかってきたのですが、ティンセルよりもラバースカートの方がアジは釣れるということです。ティンセルとはフックに付いている毛のことで、サビキの応用といったところでしょうか。ただこのティンセルなのですが、サバにはめっぽう強いのですがアジとなると時と場合にもよりますが、そこまで有効なアイテムとは思えませんでした。（あくまで私個人の感覚）そこで思いついたのがラバースカートを代わりにつけるということです。
このラバースカートは光を透過させるし潮に馴染むしアジにはもってこいのアイテムだという発想から具現化してみました。
■爆風アジングでテスト
●2匹の量型をゲット
というわけでラバースカートバイトマーカーチューンのウォブリンを試してみました。ちなみにポイントは地磯混ざりの潮通しが良いところで、回遊してくるであろうアジを狙ってのエントリーです。まずは足元でどんな動きをするのか確認したところ驚きの事実が。。なんとウォブリングがバイトマーカーまで伝達して波打ったように動いてくれているのです。ステイさせればバイトマーカーがバンザイする様に開く。これは釣れる予感しかしません。食うならここだろうと強風の風上にキャストして任意の棚を取ります。ボトムから2mほど上をイメージしてゆっくりとトレースしていきます。軽いリーリングの後にステイでドン！！竿のバットに乗せるイメージで合わせを入れると強烈なツッコミと同時に上がって来たのは余裕の尺オーバーでした。
やはりラバースカートでのバイトマーカーチューンはだいぶ効きそうです。ラバースカートのカラーによってもあたりの出方が変わりそうなので今後の調査課題とします。
■風のない日はジグ単で
●回遊少ないが尺アジゲット
そして別日。その日は風が無かったのでジグ単で攻めることに。ロッドはベイライナーAJ。普段はエステルをこのロッドには合わせていますが大型の回遊が考えられるのでPEを採用しました。エステルとの相性が良いのはもちろんなのですが、最近はPEとの相性も良いことがわかってきたのでこの組み合わせで攻めてみます。地合いがそろそろだろうとテンションを掛けるでもなく緩めるでもない状態を作りながら水深2mラインにジグヘッドを置いてあげるイメージで攻めていくと、ロッドにはスコンとアタリが伝わります。ティップをふわっと入れてあげるとズンとした重みが乗ってヒットです。この後は同じパターンで連発となりました。
■爆風のディープをキャロで
●久しぶりのギガアジ
そしてまたまた別日。この日は風が強くエントリーポイントにも悩みました。迷った挙句に入ったのは超ディープエリア。水深にして5mは軽くあるところです。ここを通過するデカアジを自作のキャロで狙ってみるとこにしました。風＋ディープ用に制作した15gくらいのキャロを選択し、カウントで15秒くらい。軽い誘いとリトリーブで誘ってくるとバットまで伝わるほどの衝撃的なアタリ。すかさず合わせてファイト開始。突っ込んでは寄せてを繰り返してあげてくると40はあろうかというサイズのアジです。さあ取り込もうとした時にはすでに遅し。フックオフと共にさようならでした。まだ同じ群れが居るかもと入れ直すともう一度アタリ。今度は上手く寄せて取れました。
41cmのギガアジです。このサイズが取れるからディープも捨てられないんですよね。
〜tackle data〜
・ウォブリンバイトマーカー
rod Smith:dark shadow 73
reel Daiwa:13セルテート2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
lure Smith:ウォブリンs
・ジグ単
rod Smith:ベイライナーAJ
reel Daiwa:20ルビアス2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
ジグヘッド Jazz:尺ヘッド typeR
ワーム Smith:スクリューテールグラブ
・キャロ
rod Smith:dark shadow 73
reel Daiwa:13セルテート2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
lure Smith:スクリューテールグラブ＋自作キャロ
