寒かった季節がいきなり進んで一気に春めいてきましたが、鯵の様子はどうかなと色々と調査に行ってました。そんな矢先にやっと群れを見つけたので今回はその釣行についてです。
■春のアジングについて
●稚魚ベイトについて爆
春のアジングについて少しだけ解説します。春のアジは色々なベイトを捕食します。というのも海産魚類のほとんどが産卵を春先にするので稚魚が出現する季節なのですが、アジにとってちょうど良いベイトとなります。
三重県南部でいうと、この稚魚ベイトでアジが爆発的に釣れた年もあったのですが、年々春のアジは少なくなっている傾向がありまして、今年はどうかな?といったところです。
■中層でバイト
●カウント15→10
状況としては小雨が降る中でしたが、風が弱いのがありがたく、ジグヘッドは2.0gからスタートしました。先日見つけた群れが居るはずなのですが、水深が深い為どのレンジにいるかを探る作業からスタートします。
まずはカウント15で探っていきます。おそらくマズメで活性があがるので上がる前はアクションはステイメインでいきます。何投かしながら探っているとコツンとバイト。上がってきたのはまずまずサイズのアジです。
この後豆混じりでポロポロと釣れだしマズメ突入です。レンジが上がったのかカウント10での水深レベルがいいバイトを連発してくれます。
■ナブラ発生
●表層で一本
カウント10の棚を狙い撃ちしていると足元でナブラがザーッと発生します。おそらく稚魚ベイトについただろうということで、ワームカラーをオレンジにチェンジします。
オレンジが良いと言うわけではないのですが、稚魚ベイトの場合は透過性が無いワームの方が効果的な経験が多いからです。
着水と同時に表層タダ巻きで引いてくるとトン!と当たってヒットです。こちらも尺サイズのアジでした。
■地合い後のフルソリッド
●ボトムに張り付いたアジを狙い撃ち
発生していたナブラも一瞬で消えてしまい、この時点でバイトが遠のきます。いわゆる地合い後といったところです。しかしこういった直後はまだ魚が居る可能性もありますし、レンジが下がったと判断してエステルラインのフルソリッドロッドに持ち替えます。
カウント30で着底後にちょっとしたシェイクとステイで動かさない誘いをします。するともぞっとしたアタリにすかさず合わせます。
走り回る個体でしたが、フルソリッドでタメを作りながらいなしていなしてゲットとなりました。
今回は渋いだろうと予測していた春アジングですが、タックルをタイミングで使い分けながら良い釣りが展開できたかなと思います。
〜tackle data〜
rod Smith: BL-551XUL-S/AJ
reele Shimano:12バンキッシュc2000s
line Sunline:アジの糸ナイトブルー0.3号
ジグヘッド Smith ジグヘッドタケちゃん1.2g#10
ワーム Smith:アジエース1.9
rod Smith:ベイライナーAJ
reel Daiwa:21ルビアスエアリティ2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
ジグヘッド Jazz:尺ヘッド typeR
ワーム Smith:アジエース