先日の釣行で春のアジングが成り立つことがわかったので再度エントリーしてみました。そこでいつもと違うことをしてみようと今回はアジングロッドではなくてメバリングロッドで挑みました。
■メバリングロッドとアジングロッドの違い
●感度?
アジングロッドについて少し話します。昨今では当たり前のようにアジングロッドが存在しますが、実は10年ちょっと前までは出しているメーカーも専門メーカーのみでほとんど無かった時代があります。
私も当時はメバリングロッドでアジを釣ったりしていました。アジとメバルでは食べ方が違って、メバルは食べてから反転するのに対して、アジは吸い込んで吐き出すと言う習性がある。と言うのが現在一般的とされています。(私からするとこちらは間違いではないですが、アジの年齢や条件によると考えます。)
よってこのような背景から、メバルはティップがオートマチックに食い込んでくれるロッドが良しとされ、アジは吐き出す前に掛けにいく掛け調子が良しとされています。
ただ、メバリングロッドでも実は充分に釣れます笑
■ボトム→中層
●カウント30→10
さて、まずは棚探しからスタートします。表層から探っていきますがなかなか当たらず、やっと当たったのがカウント30秒ととても深い。よってジグヘッドは3.0gでネチネチと探ります。しかし効率悪く、当たっても豆アジという展開が続きます。
今日はなかなか難しいなと思っていると上の棚にもアジが入ってきたみたいでカウント10で当たるようになります。しかしショートバイトが続くのでジグヘッドは3.0→2.0gに変更します。
するとリグのウエイトが決まったのかスコンと気持ちの良いバイトが得られます。あげてくると尺アジです。この1匹を境に連発が続きました。
この日は尺クラス、25クラス、豆アジの3サイズが混じったアジングとなりました。
■アジングロッドとメバリングロッド
●ファイトの違い
というわけで、アジングロッドとメバリングロッドで尺サイズをファイトしたのですが、やはりメバリングロッドでファイトする方が断然楽です。
ロッドの規格の違いではなくて、曲がって懐ができると言うのはバラシの軽減に繋がります。またその懐により、アジングロッドの様にドラグを緩くしてファイトする必要がないのでアジを常にこちらを向かせられます。
アジはこちらを向いている限りスルスルと上がってくるので短い地合いでの手返しの良さが上がります。
感度をとるか、投げやすさ、ファイトのしやすさをとるか、一長一短ではありますが、メバリングロッドも捨て難いですよね!
〜tackle data〜
rod Smith:dark shadow 77
reel Daiwa:13セルテート2004ch
line Rapala:Rapinova-x multi-game 03
lure Smith:アジエース