11月に入り、秋の青物が好調ですが場所によってはナブラの規模や継続時間が短くなってきています。ベイトの量のは変化や接岸する青物の群れの規模の減少などが考えられます。
■青物ナブラの後のヒラスズキ
●いかに食わせるかが難しい
というわけでまずは青物のナブラ探しからスタートです。ベイト自体も相変わらずずっと接岸しているわけではなくて、やはりナブラに合わせて押し寄せるような雰囲気です。よって経験値からナブラが出るであろうポイントで待つことにします。
定時刻、やはり沖合でナブラが発生します。射程圏内に入ったかな?というタイミングでキャストを試みますがギリギリで届かない。。。
次のタイミングで入れようかと思いましたが残念ながらこれ以上接岸せず。ここですぐさまヒラスズキ狙いにシフトします。この日は若干波っけがあるのでシモリに当たって出来る薄いサラシを狙うことにします。一投目、サラシに入れてちょっとだけレンジ入れてステイ。するといきなりヒット!
エラ洗いをド派手に繰り返しながら上がってきてくれたのはやはりヒラスズキ。
ルアーは最近活躍してくれるサラナ110fです。この一本を皮切りにバイトが多発します。よく観察すると波の中にもしっかりとサラシが出る波があるので無駄には投げずそのタイミングを測ってキャストします。
すると毎投にバイトが得られます。しかし乗らない。こちらはリトリーブはほとんど入れず流してバイトに持ち込んでいるのですが、やはりベイトが小さいのと量が多いのでショートバイトになってしまうようです。
というわけで出来るだけラインも弛ませ気味にしておいてバイトを絡めとるイメージで操作するとついにヒット。初速さえ大したこと無かったのですが、重量感からしてデカい。
しかし次の瞬間にダッシュからのジャンプ一番。大型特有のヘッドシェイクにてフックアウト。これには気落ちしました。
結局この日はこの一本で終了となりました。
■超シャローエリア
●水深膝下でヒット
ナブラというよりも、ヒラスズキのバイトの数がどうしても忘れられずに翌日も同じポイントに行ってみました。海況としてはベタ凪、水位低といったヒラスズキには微妙な条件です。これはシモリ打ちだなと気になるシモリを打っていきますが、バイトが有りません。
ふと、シャローエリアが気になったのでそちらへ移動します。こちらは水深が膝下くらいしかない超シャローエリアです。よってベタ凪ではありますが少しの波で薄く広くサラシが広がります。
よってサラナ110fをより潜らないようにロッドティップを思いっきり上げながら引きてきます。一投目、サラシからもう出てしまったようなピックアップ寸前のポイントで海面が派手に爆発します。今回はしっかりフッキングが決まりました。水深があまりにも浅いので泳ぎ出すまもなくあっけなく勝負が決まりました。
朝焼けに照らされてカッコ良すぎる魚体のヒラスズキは60超のサイズでした。
この日はコレでタイムアップとなり納竿としました。このヒラスズキは本当に色々なパターンがあって毎回発見があるので日々勉強です。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワーxd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:サラナ110f