三重県南部のショア青物ゲームは最盛期ということで、あっちへもこっちへもトウゴロウイワシ探し、ナブラ探索に精力的に出かけております。
当日は未明からエントリーしました。真っ暗の中誰1人いないポイントですが自分のヘッドライトの光にベイトであるトウゴロウイワシが飛びます。やはりこちらも入っているな。と、いつナブラが出ても良いようにルアーをセットして待ち構えます。
最近の傾向はどこも真っ暗なうちから青物の接岸があるような感じがします。よって、五感全てを使って海面の変化を捉える努力をします。
するとババババーっと言うナブラの音が聞こえます。目を凝らすと私の左前から水面が盛り上がって見えます。左から右へ動くナブラだと判断して右手にキャストします。着水と同時にミノーが泳いだ瞬間にズドンとバイトです。魚が一気に沖に向いて走ります。やり取りしている最中も手前でナブラが発生してラインに魚が当たるのが伝わってきます。無事に寄せることができて1本目ゲットです。
この調子だと直ぐにナブラが再度出るだろうと思いましたが予想に反してしばらく沈黙が続きます。
辺りが薄明るくなった頃、またしてもバババーっとナブラの音がします。見やると波打ち際に大規模のナブラが発生します。すかさずキャストするとコレまた一撃でヒット!直後に掛かった魚の周りでも問答無用でナブラが沸騰してます。ここで走られると魚がラインに触れてブレイクの可能性がありますので一気に寄せて無事キャッチとなりました。
フックを外している際も背後にナブラの音が立っています。信じられないかもしれませんが、ナブラが発生するとトウゴロウイワシ、ワラサの粘液の香りが立ち込めます。そんな匂いを嗅ぎながらフックを外して振り返るとやはり広範囲にナブラが立っています。
近距離なのとナブラの奥で掛けると魚がラインに触れてブレイクしてしまうので5割程の力でキャスト。リトリーブを入れるとゴツン!これまた無駄に走らせずに寄せて無事キャッチです。
2本目と3本目の時間差はわずか3分です。
この後は嘘のように静かになりますが、青物が追いやったベイトについているのかヒラスズキがボイルし出します。何度も書いておりますがこのヒラスズキボイルはめちゃくちゃに難しいです。距離が遠いので飛距離が出るハルカ145にチェンジしてすかさず投げ入れます。するとヒット!バイトの出方とは裏腹にサイズは小さいか?と思いながら寄せてくるとなんとハマチサイズでした。
このナブラにもこのサイズが混じっているようです。
その後は静かになったので納竿としました。結局この日はワラサ3本にハマチ1本でした。
打ち上げられたトウゴロウイワシとヒットルアーです。こう見るとサイズ感は全然違いますが、レンジ、アクションが肝になりそうですね。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワーxd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:ハルカ125f,145f