潮周りが悪いですが、ベイトの着き方が良かった方面へ調査に行きました。これまた最近の傾向で暗いうちからナブラが発生することが多いので暗いうちからスタンバイします。
人が居ないことを確認してヘッドライトを海面に照らすとパラパラっとトウゴロウイワシが飛びます。やはりこちら方面もベイトが入っていました。
するといきなりナブラが発生します。近距離なので分かりましたが、辺りはまだ真っ暗です。すかさずキャストすると1投目からドスンとヒットです。魚の重さからしてワラサです。ドラグがジャーーっと出てフっと軽くなりバラしです。食い方が甘かったように感じます。
気を取り直してもう一度海面を観察します。すると今度はモワモワと水面が一部盛り上がってきます。ベイトが固まって凝縮されています。これは青物がいつ追いやってもおかしくないと近辺にキャストをすると思惑通りにズドン!とヒットです。と同時に掛けた魚の周りでナブラが発生します。するとラインが他の魚に当たって嫌な感触を得た瞬間にまたしてもバラしてしまいます。
今日はダメな日かと落胆したのも束の間、大規模な今季最大のナブラが目の前で発生します。もうどこに投げてもナブラに当たる状態です。奥の魚をわざわざ掛ける必要性が無いのでショートキャストで手前を探ると直ぐにヒット!こんなにも魚が多い中でまさかのハマチサイズが食ってきてくれました。
まだまだ青物ナブラは勢いを止めることなく、同じ感じでショートキャストすると今度はワラサクラスがヒットします。無駄に走らせると他の魚とぶつかるので早々に勝負をつけて今度は無事ゲットとなりました。
ルアーはハルカ125fです。
まだまだ青物ナブラは継続中でこれ以上同じ釣りをしても結果は見えていると、今度は思考を変えてヒラスズキを狙ってみることにします。ナブラのど真ん中は確実に青物なのですが、ナブラの端を見るとヒラスズキが宙を舞っていたり、単発でボイルを起こしているのが確認できます。このタイミングのヒラスズキはほぼ水面を意識しているので、水面直下に張り付く姿勢をキープできるルアーとしてCB90ドリフトを選択します。
こちらをナブラの端に目掛けてキャストをして、スーッとタダ巻き後、ステイで誘うとバゴン!!と吸い込みヒット!これはヒラスズキだろう!とやり取りをしますが一向にエラ洗いは無く、無事に寄せてきて姿を確認するとこれまたワラサでした。
このパターンでもヒラスズキではなかったかと落胆しましたが、それも納得のスーパーナブラでその後もしばらくナブラが続きました。
これ以上釣っても持って帰るのが辛いのでナブラを観察し、ナブラ後に他の魚が食わないかとミノーを引くとゴツン!とヒットしたのは
オキエソでした。
この日はこれにて納竿としました。
また翌日、この日は遠方から友人が来ると言うことでナビゲート。前日の大ナブラが再来して欲しいところです。
もちろん暗いうちからエントリーしますが、ライトで照らすとトウゴロウイワシが昨日よりも減ったかな?と言うところ。
悪い予感は的中してやはり暗いうちからはナブラが出ない。若干明るくなったタイミングで沖でナブラが発生します。なんとかこっちへ来てくれ!と願うと目の前で小規模のナブラ発生!そのナブラで友人が掛けてくれて無事に任務完了です。
ただ、昨日よりはナブラが岸まで寄り切らないです。沖ではボイルあるのになと目をやるとギリギリ射程圏で単発のボイル確認です。すかさずキャストすると1発で食ってくれました。走り方からしてブリか?と思うほどよく走ります。しばらくやり取りをして寄せに掛かったところでいきなりシモリに触れたのか痛恨のブレイク。あまりブレイクしない方なのですがあっけなく切れてしまいました。
まだ単発のボイルがあるので素早くノットを組んでフルキャストをします。するとまたしてもズドン!とヒットです。これまたよく引く個体で大型だろうなとやり取りをしていると今度はリーダーがスパッと切れてしまいました。
この切れ方はサワラか??と疑いましたがその後はボイルが静まり返ってしまったので納竿としました。
心残りな釣りとなりましたが、友人が釣ってくれてとても満足となる釣行でした。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワーxd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:ハルカ125f 、CB90ドリフト