伊勢志摩地方のシーバスゲームといえば、ロックショアのヒラスズキかリバーシーバスゲームが個人的にはメインです。ただ小場所には明暗ゲームが成り立つポイントがいくつかあります。
▪︎ベイトが飛んだ
先日ライトゲームの調査をしているとベイトが水面を追われて飛ぶところを確認しました。よく見ると明暗の明側にベイトが入っていて、暗側にシーバスが待機してます。典型的な明暗ゲームの条件です。この日はタックルを持っていなかったので後日様子を伺うことにしました。
▪︎飛び出して食ってきたのはまさかの。
雨の降る日でしたが予報を見ていると雲の切れ間と満潮が重なります。頃合いを見て先日の明暗を覗きに行きました。到着すると雨が降り出します笑
ピンポイントなので雨を我慢して調査することにします。１投目。まずは明暗の明側約1mにジョイントベイトをキャストしてただ巻きで誘います。すると思った通り魚が入っていてチェイスします。ただこの1mが遠過ぎるのか暗側へ踵を返します。
2投目。次は50cm近辺にキャストをします。ただ巻きで誘ってくると魚が姿を見せます。ストップを入れてスッとフォール姿勢に入るところで目視でバイト確認と同時に手元にドン！っと伝わってきます。最高の展開です。
近くには障害物の多いポイントです。出来るだけ走らせないように強気のドラグ設定で勝負します。しかし強めに設定しているはずのドラグが一つ一つのランと共にジーっと出されます。あれ？超大型のシーバスなのかな？と慎重にやりとりをします。それにしてもランが長い。何とか浮かせると魚体がギラリと光りました。太い。そして赤い。
もしかして魚が違う？？と思ったら足元で最後の突っ込みをします。何とか耐えて上手くネットイン。
このショートランディングネットしかなくギリギリのランディングでしたが何とか入ってくれたのは70近いゴンブトのマダイでした。
ジョイントルアーでしかも明暗の釣りでマダイを釣ったのは初めてのことでした。
この日は雨も強まってくるし、この1匹で満足したので納竿としました。
▪︎シーバスの姿はなかったのか？？
先日のショアレッドの際にシーバスは居なかったのか？というとおそらく最初のチェイスはシーバスでした。そこでもう一度シーバス狙いに明暗ゲームへ行ってきました。
ポイントに着くと東からの風で水面がざわついています。良いかんじです。明暗に投げ入れる前に浮力調整の確認をします。今回はフローティングタイプのものを背鰭が若干水面に出る程度にコントロールしたかったのでウエイトシールで調整してきました。ちょい投げして確認をします。よしよし良いかんじです。と思ったらいきなりドバッと水面が割れます。うわ！出た！と思ったら食い直しでさらに水面爆発！同時にファイト開始です。
ほぼ０距離で掛けたので魚が暴れます。何回かの突っ込みを上手くいなして無事にネットインとなりました。
60クラスですがパンパンに肥えた個体です。
▪︎典型的な明暗での食わせ
オープンサイドでいきなり水面が割れたので、まだ打っていない明暗を通してみます。まずは明部から探って行きますが全くチェイスがありません。次に明暗の50センチ明るい側を通ります。めちゃくちゃ出そうな雰囲気ですがこれまた出ません。
次に明暗をなぞります。ロングキャストがドンピシャで明暗の境界線に着水します。そのままただ巻きでトレースしてくるとゴン！ゴン！と当たってファイト開始です。スルスルと寄ってきますが足元で大暴れします。早くに寄せすぎました。魚が走ったので足元にネットを用意しておき、次の寄せで一気にランディング成功。
これまた厚みのある個体でした。
梅雨の明暗ゲーム。めちゃくちゃ楽しいです^ ^
〜tackledata〜
rod:smith KOZ.EX-C68MH/2
reel:ジリオンhd
line:pe #3.0
leader:varibass oceanrecord nylon60lb
lure: sトラウト
