稚魚パターンのメバリング|ドリフトでボトムへコンタクト

メバリングへ行ってきました。3月〜4月は全国的に見てもメバリングの最盛期で地合いに当たればライズ打ちが出来ます。稚魚などを捕食している時にそんなパターンに出会うことが多いのですが、今回は全く違うパターンで面白いほどバイトが得られたので以下にまとめます。

■メバルは凪を釣れ?

●大ウネリ:波の内側を釣る

凪予報。無風。この条件を見てメバリングに出動したのですが、予想に反しての大ウネリ…。

 

潮のよく当たる面で回遊メバルを当てる算段だったのですが、ウネリで出来ないので港内の静かなポイントで始めることにします。

 

メバルは凪を釣れと言いますが、荒れた時に波の内側に溜まることがあるのでそれを期待してのエントリーです。

■マズメの地合いはダメ

●ドリフトでボトムへ送るとアタリが連発

ナブラ打ち、回遊メバルを狙ってのエントリーだったのですが、結局地合いではほとんどアタリなく、

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小さなムラソイがバイトしてくるだけでした。

 

ウネリだし今日はダメなのかなと思った時、ふとボトムへコンタクトしてみました。

 

するとアタル。

 

どうやら中層からボトムに張り付いているような感じがします。残念ながら乗りませんでしたがジグヘッドは2.5g→1.5gに変更。

 

出来るだけ軽めのジグヘッドで漂わせるように入れてみると、

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居ました。

 

そしてパターンがハマったのかそこから怒涛の連続ヒット。

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ワームを丸呑みしてくれています。

 

ウネリで外側から入ってくるベイトを内側で待機していて捕食してくる感じでした。

 

そのゾーンにリグが入ると面白いようにヒットが続きます。

 

シロメバルが中心かと思いましたが、

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ナイスなクロメバル(ブルーバック)も登場。

 

サイズはアベレージも良くて殆どが20センチ以上。

 

小さいメバルはキャッチ即リリース。

それでもバッカンで活かしてキープしていたメバルも多くなったので、

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呼吸数が安定してかつ鱗の取れていない健康な個体はリリース。

 

10匹だけキープしました。

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アベレージは23〜25で、アカ、シロ、クロとメバル3種揃いました。

 

ワームはいつものスミス:スクリューテール、ジグヘッドはこれまたいつもの尺ヘッドR1.5gです。

■どうしてワームを使用したか

●アカモクが手前に多すぎるのと、ベイトは稚魚

普段のメバリングはプラグが多いのですが、今回はワームを用いました。

 

理由は手前にとんでもない量のアカモク(海藻)が伸びきっていたからです。とにかくすごい量で、そのヴィードエリアの向こう側を釣る感じでした。しかもヒットレンジは中層〜ボトム。

 

あそこをフック剥き出しのプラグを通したら一瞬でスタッグすると踏みました。

 

そしてベイト。

 

想像はしていたのですが、

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やはりこの時期特有の稚魚でした。種は断定できませんが、

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こちらはおそらくボラっ子です。

 

これは私の経験ですが、稚魚パターンの時はピンテール系のワームが強い気がします。

 

プラグとワーム、どちらがいいというのではなくて状況で使い分けをしたいところですね!