志摩沖近海ジギングにてハチビキ〜ホウキハタゲット

志摩沖の近海ジギングに今週は武蔵丸さんにお世話になって行ってきました。先週のロケとは打って変わって凪。久しぶりの凪はなんだか気持ち良いです笑

■沖を見てから近海

●到着早々に反応入れるとハチビキ

実はこの日はトンジギ便でしたが、同船者の方々から早めに近海に移りましょうとのことで近海便になりました。

 

到着早々に相変わらずのディープエリアを探って行くと、良い反応あるよとのコール。数回流すもあれ釣れないな?と思った次の流し。メタルフォーカスの120gをフワフワとフォールさせて着底からのシャクリ。直線的に誘ってくるとボトムから10mくらいでドン!とヒットです。

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HSJを思いっきり曲げながらやり取りをします。時折頭を振りながらまずまずの重量感で上がってきたのは、、

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2週連続ゲットとなるハチビキでした。

■ムラマサ3s のゆったりスライド

●反応の釣りではやっぱり効く

ヒットした流しでもそうでしたが、船長から良い反応があるとのこと。反応に合わせた中での釣りは如何に食わせの間を作れるか、これがキーポイントになってきます。間を作るといえばムラマサ3s なので、手早くジグをチェンジして次の流しに合わせます。

 

ボトムタッチから5回ほどワンピッチでしゃくってゆったりスラッグを作ってあげるとフワッと持ち上がって、フッキングに行くとズドン!

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これまた狙い通りに2本目のハチビキをゲットとなりました。

■スーパーライトタックルで80mを攻める

●CBチビマサにホウキハタ

スーパーライトジギングというカテゴリーがどこまでなのか定義は無いと思いますが、先日のロケでも行ったように深場をスーパーライトジギングのタックルで狙ってみることにします。

 

タックルはHSJ-SSL、今回は2Lを使用しました。ポイントは魚礁が点在して根魚を中心に色々と狙えるエリアです。

 

1投目、100gのCBチビマサを入れてみます。これは感覚的な話になりますが、潮に乗らずに重すぎると判断。そこで80gにウエイトダウンします。ボトムタッチ後にゆっくりと大きくロッドを煽ってシャクるといい感じでジグが潮に乗ってくれます。底から3mくらいを漂わせているとブワっとジグが持ち上がってスラッグが出ます。すかさず合わせると叩くようなトルクのある引き。

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ジリジリとドラグを出しながらよく暴れる魚です。ラインが細いので無理はせずゆっくりとリフトしてきます。上がってきたのは、

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ナイスサイズのホウキハタでした!

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良い咥えっぷりです。

■スーパーライトディープジギングのメリット

●深場を小さなジグで狙える

スーパーライトジギングタックルを深場に使うメリットを私なりにまとめてみようと思います。

 

〈ジグシルエットを小さくできる〉

使用するラインが細いので、同じ水深、潮流下でも通常のジギングタックルよりもはるかに軽いジグで攻めることが出来ます。つまりジグのマテリアルに関係なくシルエットを小さく出来ます。このことによりアタリが増える傾向があります。

 

〈フッキング率が高くなる〉

スーパーライトジギングのフックは細軸で刺さりの鋭いものを使用するのでフッキング率が高くなります。太い糸でこのフックを使用すると針が伸びてしまうので、あくまでロッド、ラインとタックルバランスが取れた上で使用することをお勧めしますよう

 

逆にデメリットとしては、ファイトがどうしてもゆっくりになってしまうので、青物などが入った場合は同船者とのお祭りを注意しなければなりません。

 

いずれにしろこれからの時期は近海ジギングでもスーパーライトタックルを一本持っておくと活躍する場面がありそうです。

 

〜tackle data〜

rod:Smith HSJ-CS66/ML

reel:Shimano オシアコンクエスト300hg

lure:Smith ムラマサ3s メタルフォーカス

 

rod:Smith HSJ SSL 64/2L

reel:Shimano ツインパワー4000 pg

lure:Smith CBチビマサ80g