三重県は伊勢志摩のこの時期といえば青物のナブラゲームです。かれこれ10年以上前から情熱を注いでショアから狙ってきましたが、今年は取材釣行が多く、出遅れていました。
▪︎サーフゲームは撃沈
時間ができたので今季一発目のゲームに出かけました。ポイントはサーフと磯が連立するポイントです。ポイントに到着すると、なんとなくベイトが入っていそうな感じはあります。しかし一向にナブラは出ません。
そうこうしていると日没になってしまうのでブラインドでキャストします。すると波間でドン!とヒットしました。ルアーはハルカ125f。しかし5秒ほどファイトしてフックオフ。
おそらくヒラスズキかな?と思っていると案の定ボイルが1回。ヒラスズキの姿を確認します。しかしその後は全くダメでこの日は終了とします。
▪︎いきなりのぶっ飛びバイト
ポイントと日取りを変えてエントリーします。実は全然違う釣りをしようと向かったのですがなんとウネリ大。これはヒラスズキでしょう!ということで念のために持ってきたヒラロッドに持ち替えて再エントリー。
荒れているのでベイトの有無はどうかわかりませんが、ひとまず大好きなサラナ125fを投入します。いきなりのぶっ飛びバイト!しかし一瞬で外れてしまいます。
▪︎ピンにバイト数多数
魚が入っているのはわかったのでどんどんとポイントを打っていきます。足元の波が当たるポイントにキャスト。スラッグ取ってルアーが立ち上がるといきなりバイト!しかし乗らず。しかも同じポイントでバンバン当たります。これが全て乗らない。活性が高すぎる時にあるパターンです。少し時間をおいて入れると今度はタイミングよく食わせることが出来ました。久しぶりのファイトを味わいながら60クラスをゲットとなりました。

▪︎ドラグをユルユルにするとどうなるか?
ヒラスズキを釣っているととにかくバイトを弾かれることがあります。ルアーの流し方やスピードのコントロールで多少防ぐことはできますが、やはり乗らないものは乗らないと今まで考えていました。
しかし、この日は根から離れたオープンなエリアでもバイトがあったので試してみたかったことをやりました。それは「ドラグを緩くすること」です。通常ヒラスズキは根に突っ込むようなファイトを見せるのでこのようなことはしませんが、オープンでヒットするならと試してみました。
結果から申し上げますと、4バイト3キャッチと抜群に確率が上がりました。

ゴツンと当たるまでは同じで、そこからジャーっとドラグが出ます。結果この間がフックに絡みつく感じで、オートマチックにフッキングが決まるようです。当たり前ですがそのままではファイトが出来ないので徐々にドラグを締めていきます。
この手法は条件が限られますが、爆発系のバイトをする魚には有効な気がします。今後は最も効率の良いドラグ設定を導き出すことが課題となりそうです。

4キャッチの2リリースでした。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワーxd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:サラナ125f