ソウギョってご存知ですか?漢字で書くと草魚です。文字通り草を食べる魚です。元々は中国原産の魚なのですが、いわゆる外来種として日本の河川に生息し始めました。コレがまたデカイ魚で大きいものだとメーター越え、20キロになるそうです。今回はそんなソウギョにチャレンジしてきました。
■1ヶ月前にポイント下見
●新緑の季節にエントリー
ソウギョチャレンジをするにあたり、ポイントや他の釣り人の情報をある程度は集めないといけません。そこで今から一月前に場所の確認と周辺に生えている草などを調べてきました。
ここはヤナギの木が群生していました。
またこの時、コイ釣りをしているおじさんが居たのでお話を聞くと、
ソウギョおるで^ ^とのこと。
おじさんも一本取ったことがあるとか。
これにて下見は完了です。
■新緑の季節到来
●新芽が出ていい感じ
ソウギョチャレンジ、満を持してエントリーです。
ちなみにこの時期を選んだ理由は新緑の季節だからです。
種類を問わず草木が芽吹くタイミングなので、柔らかい新芽を好むソウギョが水温上昇と共に活発になると予想したからです。
■エサはヤナギの新芽
●ウキ仕掛けにヒラマサ針
エサにはヤナギの新芽を選びました。ヤナギの木が川辺の近くに多く、穂の付いた柔らかい新芽が出ていたのでこちらをチョイスしました。柔らかい葉を好むソウギョを加味しての選択です。
仕掛けはウキ仕掛けで、リーダー、ハリスはナイロンの16号に、針はヒラマサ針を使いました。
こちらにヤナギの新芽をぐるぐると束ねて最後に葉に針を刺します。
■撒き草をしてソウギョを寄せる
●ウキ仕掛けの入れ直し、ぶっ込み仕掛けの二刀流で待つ!
いざチャレンジスタートです。まずはヤナギの新芽を撒き餌ならぬ撒き草をして、水面に流しソウギョをおびき寄せます。
同調させるようにウキ仕掛けを投入してセットします。
同じ餌でぶっ込み仕掛けも作り、水面付近と底付近の2通りで待つことにします。
餌として結わえるヤナギの量が多いと浮力で浮いてしまうので調節しながら何度も流し直したりします。
流石に大河川なので、コイのサイズが大きくてソウギョ?って疑ってしまうものも多いです。
時折黒い影が見え隠れするなと思っていると、雷魚が居ました。昔はよくスピナーベイトで釣ったものです。
2日間、計16時間粘った結果、ソウギョは現れませんでした。。。
正直な気持ちですが、草を流していて釣れるという概念が僕にはなかったので不安と孤独との戦いでしたw
ただ、草で釣れてしまうという概念を是非とも覆して欲しかったです。
こちらは下見の時におじさんがコレで釣れたよ〜と教えてくれた
ツユクサです笑
こんなので釣れるんですから本当に面白いですよね。
アングラーとしてはルアーマンの性質が強い私ですが、こんな食性の魚には飼育員として惹かれてしまいます。
またの機会でチャレンジしてみなさんにお見せしたいところです。