こちら三重県は伊勢志摩も桜が咲いて春本番といったところです。実は外海水はまだまだ冷たくて13〜14℃なのですが、シーバスが気になったので調査に行ってきました。
▪︎ハルカスローリトリーブでミスバイト〜チェイス
ポイントにつくと水面が少々ざわついています。風が無いことからおそらくベイトが入っているようです。期待せずに覗いただけに驚きます。ひとまずルアーは実績の高いハルカ125fにしました。
ポイントの条件は若干の明暗、流れは微妙に明→暗。やりやすい条件です。もったいぶるようなポイントでも無いのでいきなり明暗にキャストします。ドンピシャで決まり明暗をなぞってきます。スローリトリーブで表層を流してくるとカツン!と乾いたバイトが得られます。しかしミスバイト。もう一度当たらないかとそのまま引いてくるもノーバイト。
よく目を凝らすと数匹がそのままルアーについて来ているようです。おそらくパターンが合っていない。
▪︎サラナ110スローリトリーブ ×
そこでルアーをチェンジします。実績の高いサラナにします。ウォブンロールアクションでどうか。
結果ノーバイトに終わります。
▪︎シンキングペンシルスローリトリーブ ×
すぐに見切りをつけてチェリーブラッドのLL90sに変えます。S字系でゆったりと表層を流すもこれまたノーバイトです。
▪︎ハルカファストリトリーブ ◯
となるとハルカしかバイトが出なかったということになります。というわけで再度ハルカに変えます。バイトがあったということはルアーアクションは合っているはずなので、さらにゆっくりとルアーが泳ぐギリギリのスピードで狙ってみます。
しかし無反応です。
やっぱりダメかと思い回収に入ろうとするとまさかのバイト。魚がこっち側に走ってくるので巻き合わせを入れてファイト開始です。魚種としてはシーバスなはずです。やはり魚が水面付近でエラ洗いをしようとします。気持ち緩めながらエラ洗いを抑制して無事にネットイン。
久しぶりの筋肉質なシーバスでした。
この一本でこの日、このポイントのパターンがわかりました。
「ロールアクション+ファイトリトリーブ」です。
というわけでハルカをもう一度同じコースに入れます。着水と同時にルアーを立ち上げて、青物狙いよりは少し遅いかな?くらいのリトリーブスピードに合わせると1発でドン!と強い当たりが出ました。同時にフッキングが決まります。あまり空いてこないな?と思いながら寄せてくるとそれもそのはず、予想外の大型個体でした。こちらも無事ネットインです。
まさかの70クラスの登場でした。
▪︎ハルカ145 ◎
パターンがわかったのでルアーサイズを125→145に変更します。サイズ感ではなくアクションとスピードであれば間違いなく食ってきます。
というわけで145をフルキャストします。ルアー質量が増えた分、さらに沖の探っていないポイントに着水させます。早めのリトリーブで誘うとこれまたズドン!とヒットします。こちらはよく走る個体で、元気が良いなと寄せてくるとさらに大型のスズキでした。デカい!というより太い!と踊る心を静止して無事にネットへ入れてキャットなりました。
ルアーを丸呑みでした。
コンディション抜群のシーバスでした。
久しぶりに良いシーバスゲームが展開できて大満足です。
〜tackle data〜
rod Smith:プロトロッド
reel Shimano:ツインパワーxd5000xg
line ygk:upgrade pe 1.5号
lure Smith:ハルカ125f 145f