解体したビンチョウマグロを食べてみました。ひとまずお刺身でしか食べていませんが初日から2日目、3日目と寝かして食べた感想を添えてレポートします。
■身は切りにくい
●柔らかいので包丁は研いで!
解体したビンチョウマグロはサクというか、ブロックとして保存しました。
そこからサクとりをしてお刺身にしてみます。
なんとか切れましたが、トリミングをしたりする時に身がボロっと崩れてしまうことがありました。
捌いているうちから分かってはいましたがビンチョウマグロは身が柔らかいのでやなぎ包丁はしっかりと研いでから使いましょう!
■同じ部位で初日から食べ比べ
●3日目からいきなり美味しくなった!
寝かしてから食べるべきだとネットなどにも色々と書いてありましたが、せっかく釣ったので初日から同じ部位を食べ比べてみました。
1日目
身は柔らかいのですが、釣りたて独特のパンとしたハリがありました。旨味というよりもこれがビンチョウマグロの香りか、というような香りが感じられました。
2日目
身が一気に柔らかくなってお刺身に切り分けにくくなりました。釣れたての香りは無くなって少し旨味が感じられるようになりました。
3日目
この境目に何があったのかと疑うような劇的な変化がありました。脂分が程よく回ってとても美味しく感じました。
これ以降はまだ食べていませんので今後の楽しみとします。
■ビンチョウマグロって脂乗ってないんでしょ?
●めちゃくちゃ乗ってます!!
脂質が少ないと言われているのがビンチョウマグロではありますが、これをご覧ください。
腹身を皮から剥ぐところですが、脂の層が見えます。
そしてもう手がテラテラになってしまうほどの脂でした。
この腹身はしっかりと脂が回ってから後日いただきたいと思います。
今回は29キロのビンチョウマグロであったのですが、大型+水温の低い時期ということで脂のノリが良かったのかもしれません。
ビンチョウの食レポが続くと思います。お付き合いくださいませ〜